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ARCHITECTURAL
CHARM

建物の魅力

海と陸の出逢い
~The tale of our edifice~

Prologue

厳かにそして可憐にその存在感を主張するホテルオークラ東京ベイ。
周辺にはない個性的な雰囲気を持つこの建物は“海から陸へと続く自然の連なり”をデザインコンセプトに設計・建築が進められました。
建物の随所に、海と陸を仄めかすオーナメントが空間をより際立たせる象徴的な装置として施されています。

Sculpture of dolphins〈海と陸の仲立ち〉

海と陸の仲立ちを象徴するイルカの彫刻。悠々と飛び跳ね泳ぐ姿は愛らしくも勇ましく、東京湾からの来訪を躍動的に表わしています。

Roof〈ビッグウェーブ〉

東京湾側に建設された低層棟(宴会場棟)の屋根は、イルカがその上を泳ぐ「ビックウェーブ」を表わしています。
東京湾から続く波の軌跡を想起させる建築技法が巧に折り込まれています。

Edifice〈断崖・地層〉

コの字形にそびえ立つ客室棟は断崖を表わしています。
また、その外壁と外装タイルのグラデーションは地層を表わし、長い年月を経て築かれた海と陸の関係性を想起させます。

Capital〈生命の息吹〉

断崖を表わす客室棟の壁面には巨大な花の「柱頭飾り」が施され、厳しい環境下においても懸命に生き抜く植生を表わしています。

Courtyard〈中庭〉

“海と陸の出逢い”をテーマとしてホテルの中心に位置するコートヤード(中庭)は、ゲストの集い、交流の場として機能します。
また、アーケードのアーチには「植物の葉鞘(はざや)」が施され、盛んなその咲き誇りは客室棟の上の巨大な柱頭飾りを予感させます。

Cloister〈回廊〉

コートヤード(中庭)を囲む列柱歩廊の「クロイスター(回廊)」。
陽光がふりそそぐ回廊から、イルカの到来や生命の息吹を感じられます。

Epilogue

1980年代、建築界は「近代モダニズム」から「ポストモダン」への潮流を見せていました。
ポストモダン建築とは、合理的で機能主義的であった近代モダニズム建築に対して現れた表層的な装飾を纏った建築のことです。
このホテルの特徴である「オーナメント」は表層的な装飾の「デコレーション」とは異なり、デザインコンセプトである“海から陸へと続く自然の連なり”を伝えるうえでなくてはならない象徴的な装置となっています。そのコンセプトを仄めかすように門柱に配されたイルカの彫刻。ゲストはホテルの中心に入り込む程、イルカが存在する意味をさらに深めていきます。
建設から長い時を経てもなお、その独自性を保ち続け、周辺の建物との差別化を明確にしています。